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屍姫 赫 第10話 「地に星」 感想

「赫」の立つ位置とは…。






『屍姫 赫』第10話「地に星」の感想です。


屍の集団「七星」や、光言宗のトップの人物など、敵サイドにも味方サイドにも新キャラが登場し広がりは感じます。特に七星はマキナの死に直接関わっているらしく、また赤紗とも手を結んだことから相当に重要なポジションの一団です。重要、というかこれが「屍姫」という作品のラスボスでもおかしくないくらいですね。

マキナの過去も明らかになりつつあり、オーリも自分なりに屍姫を救う方法を探そうとしている。新興宗教団体の施設で七星とニアミスも果たしています。


しかし今のところ物語は展開するばかりで収束の気配がありません。興味深い伏線はあちこちにあり、それは話を広げてはくれるものの深めてはくれない。深めてくれればミナイのエピソードのような胸を打つ話が出来そうなものですが…。新キャラもいいけれど、本当は今いるキャラでもっと「生」と「死」にまつわる良いドラマが見たいのにと、歯がゆい気持ちになります。


ですがその「生と死のドラマ」を期待すること自体が、そもそも間違っているのかもと思い始めました。今さらですが。


この作品は変則分割2クールで、2期「屍姫 玄」の放映が既に決定しています。1期の「赫」では話を広げるだけ広げて、伏線も張るだけ張って、後は「玄」に任せるというスタンスが見え隠れします。つまり「赫」は「玄」のための準備に過ぎないと。「生と死のドラマ」は「玄」におあずけなのかもしれません(「玄」でもおあずけだったら困るのですが…)。


ではこの「赫」で見るべきなのはどこだったのかと言うと、オーリと屍の関わり、オーリと景世の関わり、この2点だけだったのではないでしょうか。


この2点に関して、地味ながら、これまでの10話で積み重ねられてきたことは少なくはないと思うのです。オーリが屍への理解を徐々に深めてきたこと、屍を恐れず生きた人間と同じレベルで考える傾向にあること、マキナとの距離をもどかしいくらい徐々に縮めてきたこと、屍姫を助けたいとまで思うようになったこと、誰よりも景世を大事に思っていること…。

先週からEDの映像に袈裟姿のオーリが追加されていますが、要するに「そういう展開」になるのでしょう。そして、「そういう展開」にするためだけに「赫」はあるのだと思います。そのための描写に限って言えば、それは時にもどかしいと思えるほど丁寧で細やかにされています。


そうすると私の「赫」に対する見方も変える必要がありそうです。映画のスターウォーズでも、最初に発表された3部作と後に発表された3部作では見所が全く異なります。「エピソード1」を見るような気持ちで「赫」を見ると、実はなかなか味のある話なのではないか…と思い始めました。(スターウォーズのように、時系列を入れ替えて「赫」を後から放送してくれればさらに面白くなったのではないかと思ったりもしますが、それはまた別の話)


しかし全ては結局、「赫」の残り話数での展開にかかっているのですが。このまま「玄」の前座として冗長なプロローグで終わってしまうのか、「玄」を語る上で必要な意味のある序章になれるのか。


好意的に解釈しすぎかもしれませんし、そもそも私が(そして恐らくは多くの人が)予想している「そういう展開」にならなかった場合には、この記事の口上は全く意味を為さなくなるのですが。いずれにしろ序盤の低空飛行を無かったことにはできないので、上手く盛り上げて「玄」にバトンを渡してくれれば良しとすべきなのかもしれません。そろそろテークオーバーゾーンに入ることでしょうし。



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■コメント
■「はじまりとおわり」「おわりとはじまり」
TB有難う御座います。いつもお世話になっております。

さて、
仰るとおりに、『玄』の予備知識編ということにはなりそうなのですが、
であるならば、『玄』で「何を」「どこまで」物語るのか、が次の問題となろうかと。
そこで考えるに、『玄』に於いて「終局の1つのカタチ」を描けはしても、文字通りの「収束」(完結)というものはないだろう、と思われます
(描けたらスゴイとは思いますが)。
私見になりますが、
「はじまりとおわり」「おわりとはじまり」を『赫』的それ、『玄』的それ、を各々描くということになりそう…ですね。
さてもさても、ハードルを上げるのがお好きなSTAFF様ですね、とそこを考えると思ってしまいます。

今後とも宜しくお願い致します。
■ペンギン座さん、コメントありがとうございます!
そうなんですよね、「赫」で伏線を張れば張るほど、結局「玄」でのハードルが上がるだけ…ということには変わりなく。原作との兼ね合いや単に力量の問題で「玄」も中途半端に終わってしまうとしたら残念ですけど、それを心配するのはまだ早いかなという気もします。

不安はありますが、まずは「赫」の終わり方に注目したいと思います。
始めまして、しぇいと申します☆

「赫」の立ち位置とは…というこちらの記事、興味深く拝見させていただきました。
「玄」の為のエピソード1(!)であるというご意見、とても納得です!
「そういう展開」に持っていく、という目的のために心血が注がれている感じ、しますよね。
…原作を知ってる身だと、
これは本当に必要な、絶対はずせない構想だろうなぁと感心することも多かったりします…。

酷評されてることが多いアニメですが、構成が確かなので私は結構楽しんで見てます^^。
敵勢力も七星がラスボス、ということになるなら(ネタばれでしょうか;?)
アニメなりのちゃんとした「結末」が用意されてる、という事も確かだと思いますし、
伏線さえあらかた出揃ったなら、先のミナイ編のようなことが出来るスタッフなのだと思ってるのですけど…、

ただ原作がそもそも「生と死」というテーマの掘り込みが意外に浅い作品で、
アニメとしてもあんまりドラマチックにやったら作品変わっちゃうんだろなぁ、という頭が
まずある上での発言なので、
ちょっとまっさらな意見ではなかったかもしれないです^^;。
でも案外完成度自体は高いアニメかも、と。

長文、失礼いたしましたm(_ _)m。
■しぇいさん、初めまして!
コメントありがとうございます!

たしかに評判は良くないですけど、私も結構楽しんで見てます。何とか今までの地味な積み重ねが活きるラストを見せてほしいですね。ミナイ編は良かったですね。

>原作がそもそも「生と死」というテーマの掘り込みが意外に浅い作品

これはちょっと意外ですね。「赫」は浅くても「プロローグ」で済みそうですが、「玄」でも深いドラマが見れないとなるとちょっと残念かもしれません。心構えはしておいた方が良いんでしょうか。

それならそれで、アクションシーンなど別の見所で頑張ってもらいたいですね。
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