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ライトノベル 「セキララ!!」 2巻 感想

セキララ!! 2 (ファミ通文庫)セキララ!! 2 (ファミ通文庫)
(2008/08/30)
花谷 敏嗣

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過去に書いた厨ニ小説が現実に!第9回えんため大賞奨励賞受賞作第2弾。「セキララ!!」第2巻の感想です。






以前ネット上で自作小説を公開していた拓己(たくみ)。その小説の通りに次々と起こる事件。敵の弱点も先の展開も全て知っているという、原作者のアドバンテージをフルに活かして立ち向かっていくが…。



作者はどこまで主人公をイタく書けば気が済むのか。


前巻では小説の厨ニっぽさとネットのトラブル、そしてその黒歴史が復活するという点で主人公が哀れで哀れで仕方なかったのですが、この2巻では彼は違った意味でイタい…。

小説の通りに物事が展開していくという点で、それらを全て把握できる原作者は「神」に等しい存在。実際拓己はその情報量を活かして前巻の事件を解決してきました。今巻でも上手く立ち振る舞えば「あんな失敗」はしなくて済んだはずなのですが、それは圧倒的な優位に立ったものの慢心か油断か…。決定的な勘違いが拓己自身を苦しめることに…。

1巻同様に原作者圧倒的優位だけでは話に緊張感が出ないので、一ひねり入れてきたなぁという感じです。その「勘違い」自体は読者からすればモロバレで、ネタバラシがあっても「どんでん返し」と言うほどの驚きは無いのですが、自分は正しいと思い込んでいる拓己の的外れな行動を見ているだけで楽しめます。

しかしそれだけでは読んでいてあまりにいたたまれないので、拓己の活躍の場もしっかり用意されています。バランスが取れていますね。「時の三身」との対決は原作者としての知識をフル活用。ちょっとずるい気もしますが、こういう腕力に頼らないバトルは個人的には好きです。


火琉奈は相変わらず可愛いですね。今風の服を「変わった装備品」と言ったり、RPGっぽい言動が一々面白い。理法の訓練のシーンも良かったです。

しかしそんな火琉奈の心にも、拓己に対する疑念が…。これは無理からぬこと。やむを得ない事情があるとは言え、拓己たちはみんなで火琉奈を騙してる形になるんですよね。何だか読者も一緒になって騙してるみたいで、読んでいて火琉奈に対する罪悪感みたいなものも…。この疑念が今後どう影響していくのか気になります。


今後気になることと言えば、ラストの引きも良かった。何故今になって小説が現実になり始めたのか?その裏には何者かの陰謀が?興味を引く終わり方で、3巻に上手くつないだと思います。


もし何かの陰謀があって、小説の通りに事が運ばないとなると、原作者のアドバンテージは一気に失われてしまいます。ある意味でそこからが本当の戦いと言えるでしょう。これまで参謀役としては、拓己以上に小説を熟知している久実本ばかりが活躍してますが、そろそろ拓己自身の機転を活かした頭脳戦が見てみたいですね。



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