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イヴの時間 第1話~第3話 感想

イヴの時間 サミィ リクオ アキコ

「あなたは私のことどう思ってるの…?」

人間とアンドロイドが紡ぎゆく不思議な時間。







未来、多分日本。

ロボットが実用化されて久しく、

人間型ロボットが実用化されて間もない時代――。



そんなフレーズで始まる「イヴの時間」は、昨年8月からyahoo!動画で配信されている1話15分の短編Webアニメ。1stシーズンは全6話で、現在までに第1話「AKIKO」、第2話「SAMMY」、第3話「KOJI&RINA」が公開されています。


人間そっくりのアンドロイドが生活に普通に溶け込んでいる日常。外見上両者を区別するものはアンドロイドの頭に浮かぶ「リング」のみ。“物”であるアンドロイドに必要以上に入れ込む若者は「ドリ系」と呼ばれ、普通の人間とコミュニケーションが取れずロボットに逃避している者として嫌われる。

そんな世界において、人間とアンドロイドを区別しない特殊な喫茶店「イヴの時間」、そこで繰り広げられる人間模様、ロボット模様が、淡々と、それでいて喜怒哀楽豊かに描かれます。


「人間とアンドロイドの交流」というのはSFの世界で古くからあるテーマですが、それが未だに人を惹きつけるのはなぜなのでしょう。人間型ロボットの実用化が現実味を帯びてきているからでしょうか。それとも、今が人間同士の交流に障害を感じることが多い時代だからでしょうか。それは「未だに魅力的」と言うよりも、「今だからこそ魅力的」なテーマなのかもしれません。

「イヴの時間」も例外ではありません。アンドロイドがいる以外は現在と極めて近い日常がそこにはあり、現在の延長、近い未来にありそうな世界がある種のリアリティを持って迫ってきます。

「イヴの時間」で描かれているのはたしかに「未来を舞台にした人間とアンドロイドの交流」ではありますが、それは同時に「現代にも当てはまる他者との交流」がテーマになっていることも示しています。
他人を理解しようとする心。他人と関わろうとする勇気。他人を思いやる気持ち。あまりにも余裕を無くし、自分の世界にこもり、ともすれば自分と異なるタイプの人を排除しよう、関わらないようにしようと躍起になる現代人がつい忘れがちになっていることを、この作品は思い出させようとしてくれているのかもしれません。

…と、メッセージ性を読み取ってはみたものの、そうした主張が決して前面に出すぎず、押し付けがましくなっていない点にむしろ好感が持てます。あくまで淡々と、控えめに、限られた空間での一場面一場面を丁寧に切り取るように物語は進みます。個人的なお気に入りは、やはりサミィにスポットが当たる第2話ですかね。


15分の話を2ヶ月かけて制作するだけのことはあり、映像はかなりのハイクオリティです。キャストも福山潤、野島健児、田中理恵、佐藤利奈、ゆかな、沢城みゆき、杉田智和…とかなり豪華。BGMは軽いノリながら不安を誘い、音楽そのものと言うよりもその使い方がジブリアニメに似ているかもしれません。

感動もアクションも無く、言ってしまえば地味なのですが、それでも心に何かが残る作品です。深夜アニメの過剰な萌えや強引なストーリー展開に辟易している方はご覧になってみてはいかがでしょう。



yahoo!動画 イヴの時間(現在は第1話のみ視聴可)
イヴの時間 公式サイト

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