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ライトノベル「とらドラ!」 9巻 感想

とらドラ 9 (9) (電撃文庫 た 20-12)とらドラ 9 (9) (電撃文庫 た 20-12)
(2008/10/10)
竹宮 ゆゆこ

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10月からアニメもスタートした「とらドラ!」。その原作ライトノベル最新第9巻を読み終えての感想です。

ブログ用にライトノベルの感想記事を書くのは初めてですので、素人の主観たっぷり、見苦しいところもあるかと思いますがご容赦を。


※記事中はネタバレ全開でいきます。とらドラ9巻をまだお読みになっていない方は、この先を閲覧しないことをおすすめします。特にアニメ版のファンの方はご注意を。

↓↓↓↓↓






当初は「超弩級ラブコメ」を謳っていたとらドラですが、9巻ではもはやそんな物はお構いなしとばかりに終始シリアスモードで展開。前巻までで竜児の周りの人間関係はこじれにこじれてしまったわけですが、それに加えて進路の悩みまでふりかかり、重苦しい雰囲気が増していきます。青春とはかくも苦しいものなのか…。

悩みから抜け出せずにどんどん深みにはまり、うじうじして、情けなくて、こんなんじゃダメだと自覚はあるのにどうしようもない…。進路のことに関しても、主体的に将来を選択しているように見えて実は選ばされている…家庭の事情をたてに自分が傷つかないところへ逃げている…。このあたりで悶々とし続ける竜児の心理描写はとてもリアル。さすがです。現実の高校生たちも十分に共感できるんじゃないでしょうか。

登場人物には相変わらず好感が持てます。散々言い尽くされていますが、とらドラに出てくる人物はみんながみんな、自分のことは二の次にしてまず相手のことを思いやり、行動しているんですよね。それが見てて気持ちよく、同時に痛々しくもあるわけです。今まで完全にネタキャラ扱いだった恋ヶ窪先生が、問題児2人に向き合いしっかり大人やっていたことも好印象でした。

畳み掛けるような物語の展開も見事。前半でためて後半で一気に加速する感覚はシリーズ共通、とらドラの持ち味でもありますが、それは今回も健在でした。とうとう竜児と実乃梨の恋に決着が。
そしてラストのあの引き…7巻8巻を上回る威力。それは反則じゃないかと言いたくなるほどの急展開。ようやく、今まで苦しんできた少年少女が安住の地を見つけるかと思ったのも束の間、さらなる試練到来ですか…。続きが気になって仕方がない。何という生殺し。


さて、次への期待が否応なく高まるわけですが…。


8巻9巻と負のスパイラルにはまり、男を下げ続けている竜児。今回も、実乃梨のアシストが無ければ結局何もできなかったのでしょう。本当に読んでいて辛かった。次巻で汚名返上となるでしょうか。大河もそうですが、自分自身の気持ちと向き合い、自分自身の意思でそれを相手に伝えなければいけません。

加えて、個人的には次巻では亜美のフォローももう少ししてほしいところ。9巻のあれだけで終わりというのは少し物足りない気もします。最も損な役回りを演じ、人知れず傷つき続けてきた彼女ですが、最後に笑顔を取り戻すことはできるでしょうか。

実乃梨の言動は今回はわかりにくかった。竜児を大河に「譲る」のは傲慢な考えだったと認めつつも、結果的には「譲った」ような形になってしまっている。彼女の言う「幸せ」の意味も曖昧でした。本当はこのあたりを次巻で補完してくれると良いのですが、きっと決着済みということにされてしまうんだろうなぁ。

いずれにしろ、来年が待ち遠しいです。

次に発刊されるのが第10巻なのかスピンオフなのかはわかりませんが、本編の方はおそらく10巻で終わりなのでしょう。表紙の順番も今回あえて変えてきたわけだし。作中時間では10巻で3月になるわけで、ちょうど高校2年生の1年間が終わるタイミングですしね。いよいよクライマックスですね。




最後にちょっとだけアニメに関する話を。

アニメは2クールという情報があるのですが、原作のどのあたりまでやるのかとても気になりますね。個人的に、原作は巻が進めば進むほど面白くなり、読み応えも出てくるけれど、同時にアニメ映えしない話になっていくと感じているので、後半になればなるほどアニメスタッフの力量が試されるような気がします。まさか8巻のケンカシーンをそのままやるようなことはないでしょうが…。後半はほぼオリジナル展開ということもあり得るのではないかな?



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