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CANAAN 第13話(最終話) 「キボウノチ」 感想

壮絶な愛の物語にも決着が。






『CANAAN』第13話(最終話)「キボウノチ」の感想です。


これまで「愛」が強調されてきた本作。

ハッコーとサンタナの愛。
カミングスからリャンチーへの愛。
リャンチーからアルファルドへの愛…。

アルファルドがカナンに執着する理由は、シャムが自分よりもカナンのことを評価していたからで、それは嫉妬に似たものだったのではないかと思えます。とするとこれも、アルファルドのシャムに対する愛でしょう。

ところが認めてほしいと望んだシャムはもういない。アルファルドは未練に囚われて動いていたわけで、シャムが死んだ時点から前に進むことができなかった…。これはカナンを超えることで未練を断ち切ろうとした、アルファルドの孤独な戦いでもあったのでしょう。


カナンとマリアはどうでしょうか。前話でカナンはマリアに母性愛のようなものを光として求め、マリアはそれに応えられない事に苦悩していました。

ところが今回カナンはマリアのことを「守るべき光」ではなく「友達」だと。互いに光を求め依存してしまう関係から、寄り添う関係に。広く捉えれば友情も愛の一形態。決戦後のそれぞれの描写にあったように、互いに甘えず、束縛せず、未来を祝福できる前向きな関係として位置付けられていました。


つまりお話としては、カナンの前向きな愛が、アルファルドの過去に囚われた後ろ向きな愛に打ち勝ったということなのでしょう。
…と書くと陳腐に見えますが、それぞれの愛があまりに強く壮絶であるために、相当に迫力のあるストーリーになっていたと思います。


愛を広く捉えることで、今回のユンユンの活躍もテーマに沿ったものに思えてきます。(どうやったのかは知りませんが)彼女の超人的な働きによりマリアは助かり、これがカナンに自信を与えたのだから、やはり友情パワーは強いと。


映像面も素晴らしく、列車内でのガンアクション、屋根に上っての攻防、いずれもスピード感、緊迫感があり引き込まれました。1クール通して、ハリウッド映画のようなアクションシーンの連続がとても魅力的な作品でもありました。

このハリウッド映画のノリというのが結構重要だと思っていて、このノリで見ていると、展開がご都合主義に感じたり細かいツッコミどころが見つかったりしても、アクションが良ければ満足できてしまうというわけです。
…私だけですかね?


エピローグも余韻があって良かったですね。アルファルドもカミングスも好きなキャラだったので生存は嬉しい。

カナンとアルファルドの写真が映るシーンはまさに、このアニメがカナンという名の二人の女性の物語だったということを表していました。そういう目で改めて1話からの展開を思い出すと何となく感慨深い気持ちに。サブタイの「キボウノチ」をいつものように当て字で表すなら「CANAAN」となるのかな。


さて、少し長くなってしまいました。今回はこの感想で総評を兼ねても大丈夫でしょう。スタッフ・キャストの皆さん、楽しい作品をありがとうございました。



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