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OVA あきそら ~夢の中~ 下巻 感想

全年齢アニメの限界に挑む(?)過激な性描写がウリの作品ですが、それ以外のシーンも丁寧に作られていたことが印象に残りました。






特に印象的だったのは、ナミが可奈に「好きだよ」と告げ、それに対して可奈が「私も好きだよ、大切な親友だから」と返すシーン。


登場人物同士の心の隔たりを表すために、人物と人物の間に何かしらオブジェクトを配置するのは良く見られる映像演出です。電柱だったり、看板だったり、何か障害となるものを間に置くことで心理的な壁を表現するのですね。


今回使われていたのは「フェンスの継ぎ目」と「飛行機雲」の合わせ技。ナミと可奈の間に、画面の上から下まで、一本のラインがすーっと引かれる形になっていました。これはとても分かりやすく、映像的にかなりのインパクトがありました。

お互いに好きだと言い合っているけれど、ナミの方は恋愛感情としての好き、可奈は友達としての好き(女の子同士なので当たり前なのですが…)ということで、両者の気持ちには決定的な隔たりがありました。もちろん台詞だけ聞いていても分かることなのですが、視覚的にも「境界線」を見せられることでより強く印象付けられます。


このシーンでナミは諦めたような吹っ切れたような穏やかな表情をしていますが、それだけに可奈と気持ちが通じ合わない切なさが引き立ち、また直後のハサミを振り回すシーンの狂気もより鮮烈に感じられます。


全体を通して、同性を愛してしまったナミの精神の不安定さ、強気な態度と裏腹の脆さ、弱さ、アンバランスさといったものが上手く表現されていた話でした。華奢な体つきも、危うさと色気を同時に感じさせます。一人のキャラクターとしてとても魅力的に、迫力を持って描かれていて、見応えがありました。


監督の高橋丈夫氏は今放送中の「ヨスガノソラ」も手がけていますが、そう言えばナミの病みっぷりは穹と共通するところもあるような気がします。どちらの作品も雰囲気や間が大事にされていますし、「性」を明るく開放的に扱うと言うよりは、どこか後ろ暗く背徳的な側面を強調して位置付けている点も印象的です。


話の展開にツッコミ所が無いわけではないのですが、本来のウリである過激な性描写も多く、これが本当に全年齢版かと疑うようなシーンも出てきます。エロいです。エロいですが、メガネっ娘と近親相姦は受け付けない、という方にはお勧めできません。



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