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屍姫 赫 第6話 「妖走の果て」 感想

前半戦のハイライト






今までの5話よりも格段に出来が良かった。最終回なんじゃないかと見まごうほど。『屍姫 赫』第6話「妖走の果て」感想です。


これまでにないスピード感、緊迫感。全編戦闘シーンでしたが、緊張感が良い感じで持続していて引きこまれました。最初からこれをやってくれれば…。

作画は今までも特に崩れているとは思わなかったのですが、今回は特に見やすかったように思いました。作監の人の個性が出ていて、私と相性が良かったということなのかもしれません(4話でも連名で作監を務めていた方で、その時は特に何も思わなかったのですが)。

このアニメは今まで戦闘シーンになるとキャラが白目を剥き、物凄い形相で銃を撃ちまくっていたわけですが、今回はそうした演出は影をひそめていました。もしかすると原作漫画の絵の特徴やガイナックスの持ち味が薄れているということなのかもしれませんが、私は今回の描き方の方が見やすくて好きですね。

戦闘BGMの乗せ方も上手い。後半に主題歌「Beautiful fighter」が挿入されましたが、下手をすれば過剰演出になりかねないところ、上手くマッチしていて鳥肌ものでした。何だか今回、明らかにスタッフの気合が今までとは違っていた気がするのですが。盛り上げるんだ!という意気込みが画面から伝わってくるようでしたよ。絵コンテとは別に演出担当が2人ついてるし。


演出面だけでなく、シナリオも良かったです。

当面のボスキャラになるであろう赤紗ですが、屍姫を憎み、光言宗を憎むその在りようとは裏腹に、実はかつて自身が屍姫を愛していたという過去があるらしい。その愛する屍姫をも殺してしまったようなのですが、一体何があったのか…。制作サイドも「これが見所ですよ~、伏線ですよ~」と見せびらかすのではなく、自然に興味が持てる展開になっているのが好印象。

マキナと景世の絆もかなり自然に見られるようになってきました。屍となったものは生者の世界を冒すか、屍姫となるしかない。マキナは天国を目指しているわけではないようですが、それは彼女が屍姫となった時点で一度救われているからなのでしょう。邪悪で醜い存在にならなくて済んだ…と。だとすれば契約僧の景世は恩人であり、その恩に報いたい、あるいは使命を果たしたい、と考えるのは納得がいきます。


で、興味深いのがオーリとマキナの関係。主人公とヒロインが訳も分からないうちに展開上の都合で絆を深めてしまうアニメも多いのですが、この作品では全くそんな気配はありません。オーリとマキナの絆が深まらないのは見ていてもどかしくもありますが、強引に仲良くなるよりは良いかと。オーリはむしろ兄である景世を心配し、気遣っていますが、考えてみたらこっちの方が自然ですね。

今のところオーリは特に戦闘能力もなく、黒猫に導かれるまま屍の戦いに巻き込まれているだけで、主人公らしい活躍は何もしていません。ですがむしろ、一般人の視点・視聴者視点を提供するキャラとしてはこれくらいで良いんじゃないでしょうかね。もちろん、ずっとこのまま活躍せずに終わってしまうとつまらないですけど。


今回ベタ褒めでしたが、不安もあります。今回面白かったのは、先週もそうだったのですが、「生と死」という大きなテーマを掘り下げていなかったからなんですよね。ですが今後、マキナが屍になった経緯や、赤紗が屍姫を愛しそして殺した過去を描写する時には、これは避けては通れないテーマのはず。その時にどれくらい深みのあるドラマを見せてくれるのか…心配ですが、今回くらいの演出の力があれば弱点もカバーしてくれるのではないか、そんな期待もしてしまいます。



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■コメント
■今稿の分量に気合を感じます。
TB有難うございました。FC2様ブログにはTBが飛びませぬ故
コメント欄にてご返礼をご容赦の程。

>今回の描き方>
グレンラガンという成功事例が ガイナを縛っているんじゃないかと。
その意味で、
ガイナなので動かそうと思えば 画はぶるんぶるん動かせますが
ご指摘の点に同意でして、
「マキナ・イツキ 共闘」⇒景世「捨て身の連撃」の場面で
敢えて 「マキナ・イツキ 共闘」を”静止”(というか”定点”)にしてみせ
そこに 景世「捨て身の連撃」を被せることで、
却って ここの戦闘場面全体を 光らせる、ってことで
わたしも、この場面評価しているのです。

キャラの立ち位置描き方 について。
アニメ的に不自然で 人間関係的に自然 という描写なのですよね コレ。
マキナ―景世 景世―オーリ という2本の「別の」絆 による結びつきなので
マキナとオーリ が急接近しない(むしろ別次元に生きてる)ということの方が、当然にして
人間関係としては自然ですね、と診てます。


で 「掘り下げ」方面についてですが

赤紗「造反」については、
その契機となった「事実」を提示すれば「物語れる」と思われ ここは期待しています。
赤紗は魅力的です。 敵は強くて魅力的な方が嬉しいです。
某「赤い彗星」ばりになってくれると嬉しいです(多分に希望的観測として)。

マキナ についての
>恩に報いたい>
は、ほほおと。
わたしは マキナの心底が「地獄に堕ちてでも復讐を遂げる」と捉えていて。
星村家惨殺事件 についても「憎しみ」という部分のみならず、
(いえ「憎い」は「憎い」で はらわた煮えくり返る思いとして)
”恣に惨殺された” という彼女の「”誇り”に対する”陵辱”」って部分が描かれるならば、
そこまで掘り下げて頂けると 嬉しいですね、
わたくしはですが。

長文拙文 失礼致しました。
今後とも宜しくお願い致します。
■ペンギン座さん、コメントありがとうございます
TBについてはお気になさらず。

演出は私は良かったと思うのですが、どうも他の感想ブログさんの反応は今ひとつのようで…。まぁ、感想書いてるブログさん自体が数が少ないですけど(汗

赤紗には私も期待しています。敵キャラにも深みを持たせてくれれば面白くなりそうですね。

マキナの想いについてですが、惨殺事件の経緯がもっとはっきり明かされれば私も考えが変わるかもしれません。屍になるほどの強い未練や屍姫として戦う動機が、復讐心から来ているものなのかどうか、まだピンと来ていない…というのが正直なところです。
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